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展覧会1集

'94
展覧会1集

93年のMBC大学歌謡祭にて、キム・ドンニュル、ソ・ドンウクの2人…『展覧会(チョルラメ)』は「夢の中で」という曲で大賞を受賞。それをきっかけに歌謡界にデビューした第1作。ラップ、レゲエが人気を博した当時の歌謡界で、落ち着いたジャズスタイルの旋律を聴かせる「記憶の習作」がヒット。展覧会独特の音楽世界を描く。プロデュースは展覧会、キム・ヒョンソク、シン・ヘチョル、シン・ヘチョルはコーラス、キーボード等で大いに参与。ユン・ジョンシンがコーラスで参加。白黒で統一したジャケット、特に凝ったデザインではないですが(時代が時代だし…)眼鏡をかけてないにゅるりんの挑むような顔が素敵…ピアノを弾く手のアップにはうっとり。ピアニストの手だわ〜。

展覧会2集

'96
展覧会2集

キム・ドンニュル軍除隊後発表の2作目。シン・ヘチョル、チョン・ウォニョン、イ・ビョンウ、キム・セファンといった韓国屈指のアーティストと管弦楽チームが参加、更に洗練された高い完成度を見せる。特に「酔中真談」は今でも高い人気を誇る(まぁ展覧会の曲自体今でも人気は高いんですが)。シン・ヘチョルつながりでドラムのイ・スヨン、ギターのキム・セファンが参与。衣装のダサさに今見ると絶句…にゅるりん、何か似合ってないんですけど…(;;)。痩せてて顔でかいからかなぁ?PDであったシン・ヘチョルの在りし日の姿も拝めます。ジャケット撮影とMV撮影はまとめて行われている。

展覧会卒業アルバム

'97
展覧会3集

展覧会では最後となる「卒業」アルバム。2人が高校在学中に参加したハンティ歌謡祭での受賞曲「誓い」、93年のMBC大学歌謡祭大賞受賞曲「夢の中で」といった、初期の曲も収録。「卒業」は今でも卒業シーズンになるとよく耳にするスタンダードナンバーとなった。シン・ヘチョル、Panicのイ・ジョクがコーラス参加、イ・スヨン、キム・セファンに、ピアノでノ・ヨンシム等も参与。ジャケットデザインも卒業式、卒業アルバムがモチーフ、2人の子供の頃の写真や大学歌謡祭の時の写真、直筆の文集に寄せるようなメッセージも見られます。小6、児童会長だった頃のにゅるりんの写真はいかにもガリ勉くんみたいで笑えます(…)。だって私が同級生だったら多分仲良くならなさそう(爆)。

カーニバル

'97
Carnival

Panicのイ・ジョクと組んだプロジェクトアルバム。キム・ドンニュルのクラシカルな雰囲気にイ・ジョクの実験的感覚が上手く調和を見せ、それぞれのグループでは聴くことの出来なかった新たな音楽を生み出している。
「えぇ声〜♪(@おかけんた)」の2人の高音低音が織りなすハーモニーは秀逸。展覧会よりとっつきやすいのではないかとも(この系統の音楽に馴染みのない人には、展覧会はやや辛気くさく感じるかも…?)。同じくPanicのキム・ジンピョ、元相方ソ・ドンウクも参加。他おなじみキム・セファンに、ギターでハン・サンウォン、ピアノにキム・グァンミン等が参与。タイトル曲「あの頃はそうだったね」の他「がちょうの夢」もMVが制作されている。

ソロ1集

'98
ソロ1集

ついに誕生したソロアルバム。タイトルは「The Shadow Of Forgetfulness」…忘却の影。展覧会時代の音楽に比べると電子系楽器も多く使用、多様な味わいを表現している。キム・ドンニュル印の音楽…高級感あるクラシカルな雰囲気に新しさを加え、アップグレードと同時に変わらぬ味わいを同時に発揮。やはりイ・スヨン、キム・セファン、キム・グァンミン、イ・ジョクといったおなじみの顔に、ユンサン、チョ・ギュチャン、チョ・ギュマンが参与、タイトル曲「奇跡」はイ・ソウンとのデュエット。M/Vは本人も登場するが、イ・ナヨンと髪の長いユ・ジテが主演、曲に相応しい味わいあるストーリー仕立てになっている。ところでこの甘栗みたいな髪型は今ひとつだと思う…。

ソロ2集

'00
ソロ2集

バークリー在学中ながら休みの間を利用して制作した2年ぶりのアルバム。タイトルは「希望」、シン・ヘチョルとの合同プロデュース。ロンドンとアメリカで作業を行い、1年半の留学の成果を見せる意欲作。(しかし後に、制作時間が短かったこと、あまりに意気込み過ぎたせいか、既存のファン達には若干拒否反応も見られたこと等を語り、やや不完全燃焼気味の様子も見せている。)海外留学で民族意識を大いに刺激され、サムルノリもフューチャリング。R&B、ファンキースタイルの曲にも初挑戦の他、ロンドンシンフォニーオーケストラの雄荘な演奏も聴きどころ。実はこのアルバム制作中にフランス留学中のチョン・ジェヒョンに会いに行ったりもしている。直接参与はしてないが、大いに助けをもらったとのこと。タイトル曲は実は「壁」じゃなくて「2年ぶりに」なのでお間違いなく(MVないけど)。

ソロ3集

'01
ソロ3集

前作の製作期間の短さを悔いてか、バークリーを休学、十分な時間をとって制作したソロ3作目。今回はシン・ヘチョルから離れてユンサン一派との作業。タイトル「帰郷」には、前作では実験的方面に走ったが、今回はこれまで自分を愛してくれたファンの元、展覧会の頃に帰郷する、という意味も含まれる。大衆評価もとても高いし、結果すんなり入れるハイクオリティ作に仕上がってるので、初心者にも超オススメです。イ・ジョク、ユンサンに、GIGSのドラム イ・サンミン、ベース チョン・ジェイルが参与。CDには隠しトラックとしてソ・ドンウクとのデュエット曲が収録されている。プログラミングを担当するbk!とはユンサン繋がりのキム・ボムス。ラテンに傾倒しているあたり、ユンサンの影響が強いのかな?とい気も。バークリーの学生仲間も多数参加している。アルバムジャケットは非常にシンプル。実はかなりの量の写真を撮ったのだが、出来上がってみたらたったの3カットだったとか。

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